突然三味線を始めたくなった(調査=御託編)
こんにちは。いつも「お前のやることは唐突すぎるんだよ!」言われるぽんZuです。
なので、急に三味線を始めたくなりました。
恐らく次回の記事が無いと思われますので、どうでも良い記事です。
まだ買っていないので、画像もありません。
様々な楽器を経験してきた私ですが、何故か全て弦楽器でギター、ベース、バイオリン、ウクレレとかです。
ドラムとかボーカルも偶にやるので、全パートを個々に録音すれば一人でバンド演奏を完結させることも出来ます。
一回やってみましたが、聴けたもんじゃありませんでしたが。
で、まあ何時もみたいに勢いだけで購入すると直ぐに後悔するので、基本的なことから調べることにしました。(そもそも今買うお金もありません)
お金が無いのに、色々な「ネットサービスの引き落としが出来ませんでした」メールが来るので不味いと思いましたが、よくよく見ると全て架空請求でした。
安心安心。
ここでいう「安心」は未払いが発生しないことですが、健康状態で例えると「死んでなければ生きていることになるので大丈夫」みたいなもんです。
なんで先ず三味線について知っていることから。
・バチというもので弦を弾く。なぜバチがあんなに弦が切れそうな位尖っているのかが不明。ヒイラギみたいな形なのも不明。
・弦が3本
・フレットが無い
・ボディには猫の皮が貼られている。
・弾き語りをするときは、自分の声の調子に合わせて弦のチューニングを行う人がいる。
・「風が吹けば桶屋が儲かる」の途中過程に出てくる。
風が吹けば~は恐らく一説だとは思いますが。
風が吹く→ホコリが激しく舞い散る→それが目に入り失明する人が増える→昔は盲目である人が三味線を弾いて仕事にすることが多かったので需要が増える→猫の皮が沢山必要になるので猫の数が減る→ネズミを退治する猫の数が減るので、増えたネズミが桶をかじって穴を開けて使い物にならなくすることが増える→買い替え需要が増加して桶屋が儲かる。
という、クソ長い「ほぼあり得ない個々の事象の流れ」の最初と最後だけを繋げたことわざです。
ああ、また余計な話をしてしまいました。
それで、資金がある時には既に気が変わっていて購入しないと思いますが、三味線を始めるにあたって気になることは、
1.恐らく和音階のみを使う
2.弱音器が存在しないと、うるさくて家での練習ができない
3.フレットがないので音感が必要
4.弦やバチ等の消耗品の調達が可能か?それらは高価ではないか?
1.はピアノのあるドの音から次の高さのドの間までに白鍵黒鍵を含め12の高さの異なる音階が存在します。
なんですが、1曲の中で12音階全てを使うことは滅多に有りません、逆に使うと前衛的な音楽だと思われます。
例えば音楽の授業で習う「ハ長調」なら白鍵のドレミファソラシしか使わないのが原則で黒鍵が必要な場合はその音符に♯とか♭を付けて、ドレミファソラシに含まれないことから「臨時」記号と呼ばれます。
俳句とか短歌の字余り、字足らずみたいなもんです。
「咳をしてもひとり」が前衛的な俳句として認められることもあります。
で、和音階なんですが民族によって使う音階がピアノのそれより増えたり減ったりします。
詳しくは省きますが、和音階はピアノの黒鍵、5つの間隔の音だけで曲が出来ていることが多いです。
「上を向いて歩こう」とか、黒鍵だけで弾けます。
そういうのが西洋人にとってエキゾチックに思えるらしく、外国でヒットを叩き出したりします。
中にはシとドの間の音を使う(間に黒鍵が無い)民族音楽も存在します。
要するに「てめえらは俺たちが築き上げた(世界最高だと思っている)音楽を真似しても絶対勝てないんだから、そっちにしかない音楽をやってろ!」っていうことです。
外国では忍者ファンが多いこともあり、NARUTOは受けても、ONE PIECEは「話が面白いのはわかるけど、西洋っぽい海賊ってこっちの分野だから抵抗がある」という理由で日本ほど評価されていないようです。
尾田先生だってかなり調べた上で描いてるんですよ。
偏見です。
でも日本人からしたら、「西洋の人が想像だけで書いた日本を舞台にした漫画」がシリアスな展開でもギャグとしか思えないのと一緒です。
思えばドラゴンボールは西遊記がヒントだったとしても、鳥山先生の考えた世界観で描かれていたので、世界中でヒット!になったのかもしれません。
スーパーサイヤ人が金髪になるのは、西洋人の方が強いということでは無く、単に「黒く塗るのが面倒だから」だったのは結構有名な話だと思います。
って、1だけでこの文章量になってしまいました。
頭でっかちです。
「そんなんだからお前はいつまで経っても演奏が上手くならねーんだよ!」と思われても仕方ないです。
いいもん。パソコンで音楽やってる方が主体なんだもん。
2.は住宅事情で自宅で練習が出来ない人には音を小さくするアイテムは不可欠です。
弦楽器でもそのまま弾くと結構うるさいのですが、トランペットとかの金管楽器は「自動車のクラクション位」の音が出るので「楽器可」のマンションでも苦情が来ます。
3.は三味線にはフレットがないので音感を鍛えるしかありません。
自己流の音階で演奏をしても構わないとは思いますが、「合奏が出来なくなる」のがかなり痛いです。
初心者向でも正しい音を出すことが出来るように、「指を抑える位置に貼るシール」等も有りますがおススメは出来ません。
何故なら正しい音階を「目」で覚えてしまうと、「耳」で音を覚えることが遠ざかるからです。
4.は結構切実な問題です。マイナーな楽器ほど需要が少ないので消耗品が高くならざるを得ないのです。
海外に行って、その国固有の民族楽器の演奏に感動して買ってしまうと日本では弦が売っていない。個人輸入代行に頼るしかない等となり、続けるのに非常にお金がかかることになります。
楽器そのものが壊れたら終了です。
後は弦楽器全般で重要視されるのは「右手」です。
左手で正確な音階を出せる場所を抑えられるようになっても、その音を出す右手が貧弱だとヘッポコにしか聴こえません。
バイオリンだと(弦を指で押さえる)左手3年、(弓を使う)右手一生という言葉があるくらいです。
左利きの私に喧嘩売ってんのか!?
なんか、これを書いている最中に既に買いたく無くなってきました。
でも言い訳です。左利きでも通常の右手用のギターを上手く演奏される方もいらっしゃいますし、逆に左利きであるが故に右利きには出せない独特の音を奏でる人もいらっしゃいます。
ということで、買ったら報告します。
期待しないで待って頂ければ(むしろ忘れて頂ければ)幸いです。